6.あなたもできる!心に残る接客をする人のたったひとつの共通点

接客というお仕事は、とてもやりがいのある仕事。

本当にそう思います。


私自身、社会人になって接客業に就いてから、

その楽しさにどっぷりはまり、

ずっと人と関わるお仕事をしてきました。


しかし、最初からうまくできたわけではありません。

元々、異常がつくほど内気でおとなしかった私。


「こんな私が接客なんて、やっぱりむいていないのかな・・・」


そんなふうに悩みながら、

先輩に怒られたり、恥ずかしい思いをして、

徐々に慣れていったものです。


結局、ずっと人と関わる仕事を選んできました。


もし、 今この記事を読んでくださっているあなたが、  

 以前の私のように、悩んだり、自信をなくしかけているなら、 

ぜひこの記事を最後まで読んでいただきたいと思います。


あなたは、良い接客に最も重要なことはなんだと思いますか?

器用さ?

綺麗で上品に振る舞うこと?

話し上手なこと?


最も重要なことは、これらではありません。


人の心に残る良い接客に重要なこと。

それは、あなたがもつ「一生懸命さ」です。


 先日、デパートで友人へのギフトを 探していた時のことです。  


地下のスイーツ売り場でうろうろする私に、

 一人のスタッフが試食を勧めてくれました。


 しかし・・・そのスタッフが、お菓子に楊枝を

刺そうとしているのですがなかなか楊枝が刺さりません。


 「どうしようかな・・・。」  

「なんだか試食が目当てみたいで、 あまり待つのもいやだな・・」

そんなふうに考えながら、さりげなく、

その場を離れ、隣のお店のほうへ行きかけていた時でした。


 「おまたせしました!」と、そのスタッフが嬉しそうに、

 楊枝に刺さったお菓子を持って近寄ってきたのです。


徐々に隣のお店に移動しながらも、

彼女の姿は ずっと視界に入っていたのですが、

お菓子に楊枝を刺そうと必死に格闘していたのです。

 

彼女のその一生懸命さに、迷わず購入を決めました。


 お菓子が 美味しかったことももちろん理由ですが、

 このスタッフから買ってあげたい、 そう思ったのです。


そんなこと?そう感じるかもしれません。


しかし、人が動かされるのは、心を感じた時なのです。


 器用に動いたり、綺麗で上品に振る舞えることもとても大切。

しかし、 それらだけでは、

美しい接客ではあっても、心は動かされないでしょう。


心のこもったものに勝るものはありません。 


お客様の心に残るのは、綺麗な接客より、

一生懸命さを感じる接客です。


だから、あまり難しく考えず、

とにかく一生懸命、お客様と関わってみる。


そうすれば、きっとお客様の心に残る接客ができるはずですよ。


東京心理カウンセリングRAIL&POINT

松下涼子

良い接客は『不快指数』をなくすこと

なぜお客様の支持を得ることができないのか? それは、仕事に『優しさ』がないから。 心理コミュニケーショナー松下涼子が、あなたの接客を劇的に変化させます。 東京心理カウンセリングRAIL&POINT 【新宿三丁目駅より徒歩1分】info@rail-point.com