7.理屈では無理?本当に気配りができる人になる方法

「もっと人に気を配りなさい。」 


 そんな風に言われたことはありませんか?  


人に気を配ること。


それは、サービス業はもちろん、

日頃の人間関係でももっていたい力です。


気配りは、仕事が円滑に進むだけでなく、

人間関係をスムーズにしますね。


しかし、この気配りというもの。


教えてもらったり、意識してやろうと思っても、

なかなかできるものではありません。


「もっと人に気を配りなさい」と誰かに言ったところで、

気を配ることがあまり上手でない人にとっては、

何をすれば気を配っていると感じてもらえるのか、

なかなかわからないでしょう。


また、「今日からもっと相手のことに気を配りましょう。」

そんなふうに口でいっても、理屈でできるものではないんですね。


では、気配りできる人になるためには、どうしたらよいのでしょうか。


それは、あなたのまわりで、

気配りのできている人を探すこと。


そして、その人をよくよく観察することです。


日々、その人を観察して、

「あの人なら、こんなときこうするかな。」

そんなふうに、その人の行動を推測する練習をしてみましょう。

 

推測する練習をしていると、次第にその人の行動パターンや、

タイミングがわかってくるはずなので、 

意識して同じようにやってみてください。


なんとなくやり方がわかってきたら、

「今こうしてあげればいいのかな。」


「こうしたらどうだろうか。」 

そんな風に、自分が思うとおりに行動してみるのです。 


自分の行動が正しいかどうか。 


最初はわかりにくいかもしれません。 


しかし、人を観察する習慣がついてくると、 

これまで自分に向いていた意識が、

他人に向くようになります。 


それは、まさに、気配りができる人への第一歩です。 


そして、見本にしている人の行動が 推測できるようになったとき、

あなたには気配りが身についているはずですよ。


ぜひ、意識してやってみてくださいね。  


東京心理カウンセリングRAIL&POINT

松下涼子

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