13. たった一文字の差?!知らぬ間に相手を傷つける言葉遣いとは?
社会人として身につけたい正しい言葉遣い。
あなたは、シーンに応じての正しい言葉遣いがきちんとできていますか?
「敬語がイマイチよくわからない」
「上司に言葉遣いを直せと怒られた」
実は、年齢や社会人しての年数に関係なく、
正しく使うことができていない人が、まだまだいらっしゃいます。
「よろしかったでしょうか?」
「1000円からお預かりします。」
こんな、敬語の間違いとしてよく例に出される 典型的なものはもちろん、
その他にも、様々な間違いを目にします。
言葉の遣い方ひとつで、
相手に与えるあなたの印象は全く変わってしまうし、
あなたが恥ずかしい思いをするだけなら・・・まだよいかもしれません。
しかし、あなたの言葉遣いが
相手を傷つけるかもしれないとしたら、いかがでしょうか。
接客とは少し離れますが、
あるオフィスで実際にあった電話での会話です。
Aさん 「もしもし、お疲れ様です。Aです。Cさんはいらっしゃいますか?」
Bさん 「お疲れ様です。Cさんなら、今日は外出で1日留守ですよ。」
Aさん 「そうなんですね。ならBさんでいいです。この間の~・・・。」
Bさん 「・・・」
この会話を聞いて、どんな風に感じますか?
このような会話は、ビジネスシーンなどで
本当によく交わされているものです。
Bさんは、この会話のあと、本気でムッとしてしまいました。
なぜ、Bさんがムッとしてしまったのか。
Aさんの言った、「ならBさんでいいです。」の一言が嫌だったのですね。
Bさんでいいです。
その言葉には、Cさんと話がしたかったけど、留守なら仕方ない。
Bさんでもいいや。そんなニュアンスが含まれてしまっていますよね。
こんな風に、敬語の間違いだけでなく、ちょっとした一文字の使い方だけで、
ニュアンスや、相手に与える印象がまったく違ってしまうものなのです。
言葉遣いの傾向やクセは、 どんな会話にも出てしまうもの。
あなたが、言葉遣いで相手を傷つけることや、
嫌な印象を与えたくないなら、言葉、一文字一文字を
今よりも大切に扱うように意識してみてください。
そんな細かい心掛けと努力が、あなたの言葉遣いを良いものにします。
そして、実は言葉遣いをよくするだけで、
あなたの仕事に対する姿勢や精度にも、変化がみえるはずですよ。
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