16.接客のプロならできて当然!お客様に嫌われる「圧」をコントロールする方法

例えば、女性が男性スタッフから接客を受けていて、

「なんかこの人、あんまり好きじゃないな・・・。」

「なんかちょっと怖い感じ・・・。」


そんな気持ちになってしまうときがあります。


恐らく、接客をしている側の男性は、

相手の女性をこんな気持ちにさせているとは、

全く気づいていないでしょう。


あなたが男性で、

「どんなときに女性がこんな気持ちになるの?」

そんなふうに全くわからないとしたら、

あなたも、女性にこんな嫌な印象を与えているかももしれません。


それは、「圧」です。


例えば、狭い個室で接客をするとき、

男性がとても身長が高かったり、体格がよいとします。

すると、それだけで相手の女性には圧を与えているのです。


他にも圧を与える要素はたくさんあります。

男性の太く大きな声、大きな身振り手振り、凝視する視線。


これらも気を付けないと、女性にとっては「圧」となります。


先日、私もこの圧を感じたときがありました。


個室に通され、男性に接客を受けました。

その方は身長も大きく、体格もがっちりされている方で、

こんがり日焼けしたお顔に、自信に溢れた大きな声。

テーブルを挟んでいましたが、距離は比較的近く、

圧を感じ、怖さまで感じてしまいました。


これは、実は男性に限らず、

女性どおしでも、女性が男性を接客する場合でも同じです。


一旦嫌な印象を与えてしまえば、

ほぼ、それを挽回することはできません。


それくらい、はじめに相手に与えた印象というものは強力なものなのです。


では、どうしたらよいのか。


それは、自分と相手をよく比べることです。

身体の大きさはどうか、背丈はどうか、部屋の広さはどうか。


そして、自分が圧を与える可能性があるのなら、

声の大きさを控えめにしてみたり、

身振り手振りは、自分の身体の幅に収める。


相手との距離を普段より遠目にとる、なんてこともとても大切です。


そんな細かい部分に配慮できるのが、

本当の接客のプロですよ。


良い接客は『不快指数』をなくすこと

なぜお客様の支持を得ることができないのか? それは、仕事に『優しさ』がないから。 心理コミュニケーショナー松下涼子が、あなたの接客を劇的に変化させます。 東京心理カウンセリングRAIL&POINT 【新宿三丁目駅より徒歩1分】info@rail-point.com